ガイドバーの種類

チェーンソーの性能を最大限に引き出すには、作業内容に合ったガイドバーの選定が欠かせません。
このページでは、用途や特徴に応じたガイドバーの種類をご紹介します。

ハードノーズバー

特徴:先端にスプロケット(滑車)がなく、すべて金属一体構造の頑丈なバー

メリット:先端に滑車ローラーがなく、スムーズな突っ込み切りができ耐久性が高い

デメリット:チェーンが回転する際の摩耗が大きいため、チェーン摩耗が早め

用途例:土砂の多い現場や過酷な使用環境

カービングバー

特徴:先端が細く、曲線切りに適したバー

メリット:先端が細くなっておりスプロケット(滑車)がなく、キックバックという跳ね返りが少ない

デメリット:チェーンが回転する際の摩耗が大きいため、チェーン摩耗が早め

用途例:チェンソーアート、剪定、小径木の加工

スプロケットノーズバー

特徴:先端にスプロケット(滑車)が内蔵されたバー

メリット:チェーンの回転がスムーズで、切断速度が速い。価格は低めでお手頃

デメリット:耐久性が低く、突っ込み切りに不向き

用途例:一般的な伐採作業、造材、日常の林業作業

先端交換式スプロケットノーズバー

特徴:先端のスプロケット部分だけを交換できるバー

メリット:先端部分が交換でき、なおかつ滑車ローラーが組み込まれていて切断速度が速い

デメリット:突っ込み切りに不向き。一般的に重く、価格も高め

用途例:プロ向け長時間作業、大径木の伐採、過酷な現場